「サービス精神」は最も大切な考え方

「サービス精神だけは誰にも負けない」気持ちを

「商売はサービス精神が一番大切」と言っても「そんなことは誰でも分かっている」と言われそうですが、この言葉には色々な解釈があると思います。
「サービス」とは 適切に訳すと「奉仕すること」で、商品を大幅値引きして販売したり、おまけを付けて販売したりすることではありません。
商いを通じて、お客様や社会に「奉仕すること」がサービスで、「サービス精神」というのは、その奉仕する時の心構えということです。

自分達が商売を通じて、お客様に喜んでもらえるためには、すべての考え方や行動のベースが「顧客」にあって、顧客本位の考え方から生まれたことが「サービス」です。お客様に喜んでもらえるために、いつも何かを考えていることが「サービス精神旺盛」なお店ということになります。
2011年(4月)、都内杉並区の阿佐ヶ谷の商店街を調査目的で回りました、10時半頃で、すでにお店は開店していましたが、商店の店先の道路はゴミ一つ落ちていなくて大変美しく掃除されていました。
驚いたのは「打ち水」がほとんとどのお店の店頭でされてありました。この日は、天気も良く少し汗ばむくらいの陽気でしたが商店街には、打ち水がされていてとても清涼感があり、良い印象を強く受けました。「一日のスタートがお店の方も、お客様もよい印象で始まる」、とても素晴らしい事だと思います。
道路が舗装されていない昔は、埃がたたないように打ち水をするのはよくありましたが、今の時代になって「打ち水」をしている商店は ほんとに数少なくなってしまったと思います。「打ち水」は勿論 水冷効果もありますしエコにもつながりますので、二重三重の効果もあります。 
お客様の事を思い「打ち水」を毎日欠かささない、六角橋 (130).jpg原点は「お客様を思う気持ち-サービス精神」から生まれた行為だと思います。暑い中に、一服の清涼感を感じてもらおうとするやさしさの表れです。
商売は、毎日の繰り返しですが 毎日同じように「努力」を継続するのは難しいことですが、それができる内面的な支えが「サービス精神」なのではないでしょうか? 「サービス精神」という単語が 少し安っぽく使われてきたために、軽い考え方のように伝わってきましたが、一番大切な「精神」なんだと思います。
色々なお店で「サービス精神」があると思いますが、お店の方全員で もう一度より深く見つめ直し、さらに大きくて強いサービス精神が醸造できれば さらに素晴らしい結果になるに違いありません。
江戸時代の東海道や中山道などの街道にも、松並木がいっぱい植えられていますし、箱根の関所の近くにも立派な木が多く植えられています。これらは、街道を利用する旅人が暑い時にも「日陰」で少しでも楽に旅が出来るようにという配慮ですし、箱根も関所で並ぶ人たちへの温かい配慮です。先人の知恵も、このサービス精神の表れです。
この松並木のやさしさは、阿佐ヶ谷商店街の「打ち水」と似ていると思いませんか?
貴方のお店では、どんなサービスを考えますか?

良い参考例 右の写真はある八百屋さんの壁に貼られた掲示板で、今回は「さつまいも」に関してのレシピや効能などが親切に丁寧に書かれています。それに、流行しているインフルエンザの予防情報も入っています。
野菜を上手に美味しく食べてほしい、健康に気をつけてほしいと思うお店の人のやさしさで こちらまで温かい気持ちになりました。この商店街はご年配の方の利用が多いので大変助かりますし、これを話題に会話が弾む事になり一人暮らしのお客様には 大変楽しみにされていると思います。社会的意義を強く感じていらっしゃるお店だと思います。



「し」 社会的意義・社員教育 「社会的意義 社員教育」に進むLinkIcon
「す」 スピード 「スピード」に進むLinkIcon
「せ」 清潔 誠実 「清潔 誠実」に進むLinkIcon
「そ」 組織的に「組織的に」に進むLinkIcon