「えっ そんなに人気があるわけ?」と驚いた野菜の自動販売機 
「固定観念」は恐ろしい! 「固定観念」は新しい発想を止めてしまう病原菌。

1.5坪ほどの小さなスペース、しかも自動販売機が人気 新鮮なとれたて野菜でお客様は大喜び。

たまプラーザ (82).jpgネーミングもすぐに内容が分かる 横浜市青葉区のたまプラーザ、朝9時半頃に用事があり、公園の近くにいたのですが、公園の近くに大勢の女性がひと固まりになっている所がありました。
「ドラマの撮影かなあ」くらいに思っていたのですが、10時になり理由が分かりました。
10時には、そこにある小さな小さな1.5坪ほどのお店がオープンするのです。
お店と言っても、中は靴を入れる位の小さなコインロッカー大の自動販売機があるだけです。 その中には、大根、白菜、きゅうり、キャベツなどの野菜が入っています。 
大勢並んでいた女性客の目当てはその野菜で、オープンするやいなや そのお店はバーゲンラッシュのような状態で混み合い、非常に驚きました。
 お店の人に聞くと、「その朝収穫した野菜を入れています」と言う事でした、やはり新鮮な野菜を目当てに皆さん並んでいたのですね。 
どんどん売れて行くから、お店の方も、どんどん補充を販売器の中に入れて行きます。
思わず「そんなに売れるのなら、補充しなくてそのまま売る方がよいのでは?」と質問した位の売れ行きでした。 
この地域ではすぐ近くにヨーカ堂、東急、それ以外にもスーパーもあり野菜は色んな所で売っています。しかもスーパーでは種類も豊富にあり、きれいにディスプレイされてお客様を待っています。
 しかし、お客様は、一度とれたて野菜をここで購入し、それのもつ「美味しさ」を経験されていて、またここに購入に来られます。わざわざ、並んで大根を買うのです。 
お洒落な地域と言われているこのたまプラーザという場所で、自動販売機で新鮮な野菜を買っているのです。 
『野菜はこういう風に売るべきだ』、『こういう所で売れるはずだ』と強く固定観念を持ってはいけないということがよくわかります。
商品全般に言える事ですが、「固定観念」は多くの新しい発想のたまプラーザ (84).jpgたまプラーザ (86).jpg邪魔になってしまいます。
新しい演出や売り方にも大きな妨げになってしまう。その事を考えるよい参考例だと思います。 
新鮮な野菜の味を経験してもらえれば、他で売られているモノと全く違うという事を強く記憶できる、味覚は敏感と言う事が良くわかります。 
だったら新鮮野菜の試食販売も面白いかも知れませんね。 

今から、30年以上も前に、赤坂の駅の構内に「切り花」の自動販売機がありました。
「何故、こんなところに花の自動販売機があるのですか?」と近くのお店の方に質問すると、「あれは男の人が これから飲み屋に行くので そこの女性にプレゼントするために あそこに販売機があるんだ」と教えてくれました。 「流石 赤坂」と当時は感心した事を よく覚えています。 
市場(需要)があるところには 必ず商品がありますが そこには売り方も変化してゆくべきなのです。 「こうしなければならない、こうあるべきだと」と決めつけて、固定観念だけで判断するのは 新しいアイデアや売り方の提案を壊す事になります。固定観念は、消していつも新鮮な発想で取り組んで行きたいものです。



売り方は色々あって良い、古いモノを大切にしながら 新しい発想をその中に入れて行く事が重要。「温故知新」は よくそれを表しています。 
ベテランになるほど、これまでの過去の経験から、知識が増え「固定観念」も大きくなる場合が多い。固定観念は 上手く捨てましょう