甘い味、独特の感触、セット季節商品開発、複数まとめ買い価格体系 人気のクリスピードーナッツ

2006年に日本進出をして、人気を博し33店舗の大型店舗出店

DSC00760.jpgアメリカのクリスピードーナッツが、日本に進出したのが2006年、独特の甘い味、口に入れた時に溶けて行くような柔らかい感触であっという間に女性を中心として人気のお店になった。
先行していたミスタードーナッツとは、全くと言っていいほど「味付け」が違う。
「味」に関しては、人の好みによるが、非常に甘い砂糖の味で驚いたし、また独特の食感で、口に入れたらあっという間に溶けて行く食感は、インパクトがある。
 ドーナツの海外メーカーはこれまで数社日本に進出してきたが、どれとも違うテイストである事は間違いない。
 また、店舗は、ドーナツ単体で勝負する店としては、かなり大型店で、そのこともあり大都市圏に絞った展開をしている。ここにも、先行のミスタードーナッツとは違う出店戦略をしているし、店作りも全く違う。店舗はアーリーアメリカン調のロゴマークにビンテージカーの写真などを配した店舗だが、外も中も近代的な店舗デザインで、大きくて明るい。

良いか悪いかの話ではなく、違う事をしないと全く話題にもならないのである。

一番感心するのは、商品の差異化と売り方であるが、「季節限定」の商品がよく開発される、特にクリスマスのシーズンでは 写真のような「雪だるま」デザインのドーナッツが毎年出て、非常に可愛い。 たまプラテラス2 (80).jpgたまプラテラス2 (79).jpg
クリスピーではレジに並んで商品を購入するが、子供さんならまず欲しがるし、お子さんをお持ちの方なら子供の喜ぶ顔を想像しながら購入される事も多いと思います。
また、売り方ですがクリスピーでは12個セットのまとめ売りを「ダズン」と呼んでいるが(1ダースの事) この1ダース12個を買うと1800円というお買い得価格になるので、お客様は色んな種類をアソートして12個のまとめ買いをする。 
また、一番人気のベーシックタイプは通常1個160円だが、この12個セットのダズンでオーダーすると1600円 つまり2個分がサービスになるディスカウント体系で販売している。
このようなまとめ売りの方法で、売上上位10位の内に4種類もこのまとめ売りの商品がランクインされている。だから、客単価も非常に高く、売上を押し上げている大きな理由の一つになっている。 
価格だけではなく、まとめ買いもしてもらえるような魅力ある商品作り、そこには味だけではなく、可愛さを持ち込むファッショナブルな感覚が必要でそれに成功しています、商品企画と演出の勝利です。
ちなみに、英語ではKrispyという単語はありません、Crispyという「サクサクした感触」という単語があります。 ここでも、トイザラスのRが逆様なように、注目させる要素も入れています。(Kremeも同じです)
後から参入する時、後から進出する時には、インパクトが無ければなりません。店舗、出店戦略、商品戦略、サービス戦略 で差異化を生まないと埋もれてしまします。