「おいしい味」だけでは 伸びない。 「新しい空気」を絶えず吹き込んでゆく事を 企業として展開しないと「苔の生えた物」になってゆく

「たこやき」もアイデアをいっぱい入れて、新しい気持ちでやれるように出来る

apita 大みそか (36).jpgapita 大みそか (35).jpg「たこやき屋さん」の数が 一体何軒あるかは、統計では確認が難しいようです。
 この所、「たこ焼き屋さん」が本当に増えたと思いませんか?
 ショッピングセンターには、チェーン店の「たこ焼き屋さん」が殆ど入っているし、商店街にも、チェーン店は多く出店しています。
大阪では 「コナモン」として昔から人気でしたが、全国区の地位を築いたようです。
 たこ焼きやお好み焼きの難しいところは、味の差異化を図ることもありますが、なかなか客単価を大幅に上げる事の難しさ、ややもすると単純な作業であるがために仕事の仕方も単調になってしまうこともあると思います。
 「銀だこさん」はその中でも いつもおいしい味のたこ焼きを提供してくれていますが、年末には正月向けに「だんらんパック」という期間限定のスペシャルパックを販売していました。この価格が1480円 家庭の夕ご飯に進出できるような販促です。
以前、ケンタッキーのフライドチキンは、鶏肉の価格が値上がると、ケンタッキーの売上が上がるという事が書かれてありました。これは、「市場で高い鶏肉を買うより、KFCで買ってゆく」と言う事で、夕食のメニューにケンタッキーフライドチキンが入るという事です。ついに「たこ焼き」も夕食に入り始める事ができそうな予感がします。(大阪では 前からありますが) 
 同時に、このような販売促進には、お店で働く方の、「意識」を常に新鮮にさせる効果もあります。そのどちらも兼ねて行く事になりますが、さらに驚くのは、年末までは「だんらんパック」だったのですが、年始からトレッサ初売り (314).jpgは、受験生応援パックとして「タコだるまパットレッサ初売り (206).jpgク」に変身したことです。
そして、合格祈願のおまけとして「中身が落ちないように工夫されているクリアファイル」をつけ、さらに「置くとパス」(たこはオクトパスだから)という駄洒落まで面白く付けて大きな告知がされていました。
 ここまでゆくと、面白くてついお付き合いで買ってしまうし、数日後テレビで この「合格祈念の 置くとパスするたこ焼き」と言う事で、流れていました。
テレビ局も、受験シーズンには「受験ネタ」を一生懸命に探すので、非常にタイムリーなネタとして採りあげれて大助かりです。
ちょっとしたことですが、「単価アップ」「お店の従業員へのモチベーションアップ」「お客様への刺激と驚き」「テレビ取材をも狙いに入れたネーミング」など実に面白い仕掛けだったと思います。
 「たこ焼きも味だけではなく、ここまでやるぞ」 という心意気が良いと思いますし、トップの企業は「2位の企業を ダメだと諦めさせる位のパンチが必要です」。 
食べた受験生は どうだったんでしょうか?


キャンペーンには色々な狙いがあります。 売上を上げるために実施する事も、従業員のモチベーションやモラルを上げたり、思わぬ取材を受けたりして宣伝効果を上げる事もあります。(いや それを狙うのです、狙わないとなかなか当たりません) 良い見本は 市場でいくつもあります、ゆっくり時間をかけて見て回るのも大切な事です。